「雨が降るよ」という天気予報なのに、うっかり傘を持たずに職場や外出してしまうことが度々で、我家の傘がどんどん増えていきます。5月だけでも3本も買ってしまいました。その分、結構にどこかに置き忘れてしまいますけれど。

さて、「どっちでもいい」ものってありますよね。勿論、人それぞれなので、うっかり他人が大事にしているものを「どっちでもいいじゃん」なんてないがしろにすると「キーっ」とか言われます。

何でもかんでも「拘り」を持っていては身が持ちません。けれど、老人の仲間入りをしたころから「どっちでもいい」の傾向が顕著になってきた様に思います。

「今日履いていく靴の色は黒でも、茶色でもいい」「ランチはコンビニのサンドイッチでも、職場近くの牛丼屋さんでもいい」 多くの選択において、最近はこの調子なので、実際には選択している訳ではなく「目についたものが優先」ということになります。こりゃ、楽です。けれど、「心の老化」ですかね。

一方で、「どっちもよいな」というか、比較の基準線みたいなものがいい加減になっている様な気もしています。カミさんと買物に行って「これとこれ、どっちがいいかな」なんて聞かれても、まず分かりません。

「どっちもいいんじゃない、よく分からないよ」なんて答え続けていたら、最近では滅多にそんなことを聞かれることもなくなりました。まぁ、こういうことを聞いてくる人は、こちらが何と答えようと、自分で既にどちらにするか決めていたりする様に思いますけれど。

それでも、私が「どっちでもいい」ではないものが唯一つだけ世界に存在します。それは愛猫のごはんです。国産のものに加えて、海外からの輸入品まで広く流通していて、果たして何種類くらい存在するのか、もはや誰も数えることはできません。

(猫界隈では)有名なブランドだけでも20くらいあって、すぐに名前が挙げられますからね。これに小さなメーカーや輸入業者が取り扱っている無名?ものを加えたら、メーカーだけでも軽く100社を超えそうです。しかも、それぞれに製品ラインナップがあるので、一体何種類のものが流通しているのか把握のしようがないのです。

そんな広大な宇宙の中から「これだよ、これ」を見つけるという至難の業を、愛猫家は猫ちゃんが家にいてくれる間、ずーっと続けているのです。安全性(原料、含有物)、栄養、大きさ、匂い…こういったクライテリアで比較/選択するのですが、何せ頼りは「口コミ」だけという頼り無さです。

しかも、高い「口コミ」評価に惹かれて購入したものでも、愛猫のお口に合うかは購入時にはまったく分からないのです。購入後、ごはんのパッケージを開け、お皿に盛って、愛猫の前に差し出した瞬間に勝負はつくんですけどね。

我家の愛猫が新しいごはんを食べてくれる率は、恐らく10%にも達していません。けれど、この空しいチャレンジを時折はせざるを得ないのです。理由は、現在お気に入りのごはんを作っているメーカーや輸入代理店がいつ「やめました」と言い出すか分からないからです。

しかも、猫ちゃん自体が急に「これ、飽きちゃったよ、もう食べない」と言い出すかも知れないのです。常に複数の「食べてくれるごはん」を押さえておくことが愛猫家の義務だったりするのです。「どっちでもいい」なんて猫ちゃん、どこかにいるのかしら。

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最近、Windows10に、「Copilot」という簡単に生成AIを使える機能がOSの更新の際に追加されたことに気付きました。特にユーザー登録や認証なども不要なので、ふと「あれ、なんだっけ」みたいなことを聞いたりしています。

質問をすると回答があって、それに関連する別の質問候補というのが同時に表示されます。「そうそう、こういうことを聞きたかったんだよ」ということになるのがしばしばです。もはや、自分が知りたかったことすら切り出せなくなっていたとは。先行きが思いやられます。

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