職場にフリーのディスペンサーがあって、いろいろな飲み物を楽しんでいます。最近のマイブームは「アイスレモンティー」で、つい何杯も飲んでしまいます。冷たくて、甘くて、とても美味しい。

周囲にはこれを飲んでいる人はだれもおらず、頑張って啓蒙活動をしているのです。不人気ということになれば、別のものに入れ替えられてしまいますからね。本当に地道で、姑息な活動です。

人それぞれ、同じ言葉に対しても、それをどう捉えるか、どうイメージするかは、まったく異なります。それって、同じ人間でも「過去」「現在」「未来」でも変わるものだったりします。最近の流行り言葉である「生涯現役」という言葉も、私の中で結構、捉え方が変わってきています。

世の中には何でもひねくれて考える人がいて、「生涯現役なんておだてて、結局は年金の支給を遅らせたり、減額したりするんじゃないの」といった声も少なからず聞こえてきます。けれど、私はこの年(もうすぐ62歳)になって、「生涯現役」を再評価しているのです。

そう、シンプルに「働くのが楽しい」という人も沢山いて、そんな人にとっては幾つになっても働ける場所があるというのは、無上の喜びだったります。ちなみに、この「働くのが楽しい」というのは現役の頃には決して味わえない感情と思います。

「そんなことはないよ、オレはイキイキと働いているよ」と異を唱える方もいると思いますが、労働の対価として「収入」や「地位」や「承認」といったものに拘泥することなく、それでも「働くの楽しい」なんて、(本物の)現役の方々は言えますか? 恐らく言えないのです。諸事情が本人に「もっと頑張れ」と背中を押して来るのです。

それが、現役を終えた後に、甲冑・兜を脱ぎ捨てて「働くのは楽しいな」として過ごせる時間が「生涯現役」であるならば、それは本当に素晴らしいことと思うのです。

逆の言い方をすれば、「収入」「地位」「承認欲求」なんてものを考えなければ、「働く」ことは本来楽しいものだったハズなのです。それを期せずして味わえるのですから、「生涯現役」、悪いものではありません。それに「年金をもらいながら働く」ということになれば、収入だって十分に得られますしね。

それで私が何を言いたいか?ですが、「生涯現役」をどうか難しいものにしないで下さいね、ということなのです。例えば、高齢者の労働時間に制約を設けたり、カウンセリングを受けることを必須にしたり、組織内の高齢者比率の確保を定めたり、そういうことです。規則を作れば作る程にみんな不自由になっていくのですから。

「生涯現役」のお年寄りが一番ウレシイのは、職場の片隅に生えた植物の如くに「そっと」しておいてくれて、黙々と自分の仕事をこなしていくことだと思うのです。名もなき野草の私が言うのですから、間違いはありません。

私よりも遥かセンパイの方々が口にする「体が動く限り働きたい」という言葉、段々と「そうですね」と思える様になってきました。

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明日(3/6)は水曜日、明日を乗り越えれば、また週末がやってきます。「働くのが楽しい」から「週末も楽しい」のかも知れません。東京地方は週末にかけて、随分と寒くなるのだとか。そう順調には春は来ませんね。

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