ホームベーカリーで「餅」を作ってみました。スーパーで買ってきたもち米を研いで、ざるに上げて30分程度そのままにし、それから水と一緒に機械の中に入れる。スタートボタンを押して、1時間15分で「餅」ができました。
ホームベーカリーのバケツから出来たての餅を出すときに、手に熱々のものがくっついてしまい難儀をしましたが、取り敢えず無事に世の中に登場させることができました。片栗粉を敷いた大きな皿の上で、一口大にちぎります。全然キレイなカタチにはなりませんが、何とか10ケ位の塊りにすることができました。
これを昼食にカミさんと一緒に食べました。大根おろし、砂糖醤油、海苔、好みのものを加えて餅を楽しみました。それで、餅は餅でした。特別に美味しいこともなく。少し残ったものは、後でトースターで焼いてみることにします。
今年も何人か懐かしい友人や知人、かつての会社の同僚と会いました。お酒を飲みながら、昔のことや今のことをいろいろと話しました。とても楽しい時間なのですが、「それじゃね」と別れるときに、私はいつも同じことを思うのです。「もう、あんな時間は戻ってこないよね」と、少し寂しくなるのです。
あの頃、同じ様な毎日が無限に続くと信じて、だらだらと過ごしていた日々が、実はかえがいのない幸せだったと「もう戻れなく」なってから気付かされるのです。本当は辛いことも、イヤなこともあったのにね。そして、今このときも実は素晴らしい日々だったと、いつか気付く日が来るのです。
「あの頃」は一緒に語れる人がいなくなってしまったら、きっと恐ろしい速度で私から遠ざかっていくことでしょう。お正月は久し振りに兄に会って、私たち家族のことを話してみたいと思います。
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玄関にとても小さな正月飾りを、吸盤で貼り付けました。あまりに小さいので、年神様が見落としてしまわないか心配です。
