インフルエンザのワクチン接種をしてきました。本当は1週間前にする予定だったのですが、風邪がいつまでも治らずに、それどころではなかったのです。それでようやく今日(12/6)の午後に接種することができたのです。

医療機関毎にワクチンの接種料金が違うのが不思議ですが、私が接種してきたところは3,500円で、健保から費用補助が2,000円もらえるので、接種後の会計で支払ったのは1,500円でした。ありがたや。後は人混みには極力近寄らず、マスクをして、美味しいものを食べて、夜更かしをしないことで、対策は万全です。

昔だってそうだったのでしょうが「今」の時代は「やってなんぼ」の様に思うのです。大体のことはお金を掛けずとも、「やる気」さえあれば出来てしまうという幸せ。それはITを中核としたテクノロジの発達と、これを安価/無償で提供することを可能とする社会モデル、そして、何よりも「他人の振る舞い」について寛容な時代の精神、そういったものが同時に起きたことで実現した奇跡と思えます。

特に最後の『「他人の振る舞い」への寛容さ』は、ここ10年程度の間で目を見張る程の速度で、その領土を拡大してきた様に思えます。例えば、働く人の服装にしても、僅か10年程度前までは「スーツ+シャツ+ネクタイ」というスタイルが「ビジネスマナー」とさえ言われていたのです。

今でも、そんな保守的な考えが頭の中で荒れ狂っている人がいない訳ではありませんが、ほぼ絶滅してしまいました。当たり前ですよね、どんな格好をしていても、それが仕事の成果とは関係がないし、「相手が不快に思う」なんて余計な心配もまったく無意味なのですから。だって、相手がどう思うかなんて、誰も分からないのです。

私は完全な転身派で、以前は頭の中に「マナー」だの「礼儀」だのといった意味のないものが、ぎゅうぎゅうに詰まっていたのです。それが、今はとにかく「自分がラク」であること一択。もっと早く、こうしていればよかったよ。

誰が、何をしても、それが誰かを傷つけたり、誰かから奪い取ったりしない限り、今の時代は「そっと」しておいてくれる、それこそが社会の進歩と思うのです。わざわざ「多様性」などと切り出して、ぎこちなくムリをして、体裁を整えるのではなく、この国ではいつの間にか、日常レベルでそんなものは実現していた様に思えるのです。

だから、私の様なオジイサンでも、何でも好きなことをして、いつから何を始めても、まったく構わないのです。「他人の目」なんて気にしているのは、自分だけなんですから。とにかく、この壁さえ乗り越えてしまえば、後はITを使って、AIや世界中の人たちの知恵を借りたり、真似たりして、何でもできてしまうのが「今」の様に思うのです。

それで、今日のエントリは誰にモノ申しているかと言えば、そうです、ワタシ自身に向かって言っているのです。何もやらないのもいいし、退屈だって十分に素晴らしい。けれど、何かしてみようという気持ちが芽生えたなら、取り敢えず限りなくコスト=0でTRYすることができる環境にせっかく生きているのですから、それをしない手はないのです。動画編集でも始めてみようかな、ふと、そんなことを考えました。

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それでワクチン接種をしたのですが、とにかく病院は人でいっぱいでした。インフルエンザのワクチン接種に行って、別の病気をもらってしまいそうでした。

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