今日は午後、有給休暇を取りました。今の職場ではこれを「午後休」と呼んでいて、以前いた職場では「後半休」。少しググってみると、世の中では「午後休」というのが一般的であることが分りました。まぁ、どちらを使ったところで、言わんとするところは伝わるので、問題は無いんですけどね。でも、こういうワーディングって、それほど痛くない「同調圧力」みたいなところがあるのも確かです。「早く会社に慣れてね」って感じですかね。
それで、「午後休」を取った理由は、カミさんの体調が悪くて、最悪、入院なんて可能性があったからなのです。私と同じ「風邪」らしきものをひいてしまい、ゴホゴホと咳が出て、痰が始終喉に絡むのです。私はこれに若干の頭痛が加わる程度で、何とか症状を誤魔化していたのですが、カミさんは昨日38℃を超える熱を出してしまい、いよいよホームドクター経由で入院かと心配をしていたのです。
カミさんは去年大きな手術をして、今年も夏の始めに風邪をこじらせて1週間入院をしたのです。そのときに病院の先生から、「風邪をひいただけで重症化するから気を付けるように」と言われていたのです。とは言ってもクリーンルームで生活でもしない限り、絶対に風邪をひかない!なんてことはできる訳がないのです。どうしたものでしょうね。
それで、今日はそんな状態のカミさんを置いて、私は仕事に行ったのですが、これは完全に間違ったことをしている訳です。私がいなければ、取引先にも社内にも迷惑をかけてしまうような仕事がある、それ自体が間違っているのです。
一見すると「人手不足だから仕方ない」「要員をアサインしない会社が悪い」なんて、他責にしてしまいそうですが、この間違いの真因は「ワタシ」にあるのです。組織の中で働くのであれば、「自分がいなくても何ら問題なく仕事が回る様にする」このことを常に考えておかねばなりません。こんな基本動作を怠ったツケが、私の家族に降りかかってよい訳がありません。しっかりしろよ、オレ。
今日は14時頃に帰宅して、カミさんを車でホームドクターの先生のところに連れていき、診察の上、何種類もの薬を出してもらい、何とか事なきを得ました。検査もしてもらい、コロちゃんでも、インフルでもなく、ただの風邪。けれど、先生には「これ以上具合が悪くなった場合には、即刻病院に入院する様に」と釘をさされてしまいました。
取り敢えずは一安心ですが、同じことを何度も繰り返している自分には本当に呆れてしまいます。一番に大事な家族が苦しんでいる、ツラい思いをしているときに、そばにいて、できるだけのことをしてあげられないとしたら、それこそ、本当の「人でなし」です。
以前のエントリにも書きましたが、人は「正しいこと」をしなければなりません。(正義ということじゃないよ、Do the Right Thingだよ) 改めて、それが如何に大切か改めて思い知りました。
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今日、やたらに狭い駐車場に車をとめました。私、正直、運転が下手なので、とにかく「狭い駐車場」が苦手です。隣りの車にぶつけたらどうしようとか、入れたのはいいけれど、出せるのかなとか、もう気が気ではありませんでした。
早く「自動駐車機能」が付いた車ができないかな。ナビゲーションをしてくれるのではなくて、本当にフル自動で駐車をしてくれる車。お金さえ出せば、そんな車、もう買えたりするのかな。