やっと船が金曜日の夜に辿り着きました。随分と長い航海だったぜ。月曜日の朝の時点で疲労カンパイ!、否、疲労困憊で、途中水曜日の朝はどうしても起き上がることができずに、30分も職場に遅刻する始末でした。そして、このハードな日々を乗り越えて、新たな教訓を得ることができました。

「どんなに辛くても、必ず、誰にでも週末はやってくる」 大書して職場の壁に貼りたいぐらいです。

さて、隔年で大量の実をつけてくれる我家の「かぼす」ですが、今年はダメな年(裏年)なので、ほとんど実がついていません。数年前に、この木の根元に実生の苗が生えてきたのを見つけて、植木鉢に移植したのです。

この苗、実は双子のリリーズで、二本の苗が寄り添って生えていたのですが、可哀想に思ってしまい、一本を間引くことができずに、そのまま成長させてしまったのです。5cm程度だった苗が、今では私の背丈をとうに追い越してしまい、2mを超える立派なリリーズになったのです。(しつこい)

それで、そろそろ花が咲いて、実をつけてくれるに違いないと喜んでいたのですが、一向にその気配がありません。毎年アゲハ蝶がその周囲を飛び交って、産卵し、幼虫が生まれ、葉をモリモリと食べて大きくなり、やがて鳥のごはんになってしまうという無限のループが繰り返されるばかりなのです。

それで、花が咲かない、実がならない理由を探るべくネットで調べたところ、衝撃の事実に行き当たってしまったのです。実生の柑橘類は、実がなるまでに長い長い時間を要するのだそうです。それどころか、いつまで経っても実をつけないことも珍しくないのだとか。

同じ柑橘類の柚子は世の中で、こんな風に揶揄されていたりもするのです。「桃栗三年柿八年 柚子の大馬鹿十八年」ってね。何とかオジイサンが千の風になってしまう前に、「実生のかぼす」には一花咲かせてもらいたいものです。

90歳まで頑張って生きるとして、残り27年か。植物は動物と生きる戦略が随分とちがうので、オジイサンが夜のお星さまになった後で「本気を出す」のかも知れません。長い長い人生?を過ごしていくのです。オジイサンが生きている間は切られたり、アゲハに葉を全部食べられたりしない様にできるだけのことはしてあげる。それから先? そんな先のことは誰にも分からないのです。

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週末は何一つ建設的なことも、前向きなことも、世のため人のためになることもやらずに、ぐったりと過ごすことにします。その準備として、おやつを沢山買って帰ったのですが、カミさんも同じことを考えていたらしく、同じ様に大量のおやつを購入していたのです。

35年近く一緒に暮らしていると「好み」も似通ってきてしまい、ダブって買ってしまったものが幾つもあって、二人して笑ってしまいました。オレンジピールチョコでしょ、イカやエビが入っているお煎餅でしょ、ナッツでしょ。まぁ、好きなものばかりなので、少しも困りませんけどね。

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