昔と違って、最近はお国が祝日を移動して3連休にしてしまいます。週の途中にポツン休みがある(移動できない)というのは天皇誕生日、憲法記念日、元旦の3日だけなのだそうです。あと、春分の日、秋分の日は「日」が移動することはあっても、無理くり3連休にはできません。

今日は秋分の日ですが、こういう週の途中にある「離れ小島」の様なお休みというのもよいものですね。何というか、まったくの「無為な一日」といった感じがたまりません。また明日も仕事があるので、どこかに出掛けようとも思わないし、役所もお医者さんも休みで何もできないし。

早ければ来年から週休3日にしようと企んでいて、土日+水曜日というのを基本にしたいと思っています。確かに収入は減るのですが、そろそろ「無為な一日」を週の半ばに作って、その日は勝手気ままに過ごしたいとも思うのです。今でも十分にヘラヘラしているけどね。

さて、広告はTVよりもネットの方が媒体として有効とのことで、ネット広告が増え続ける一方です。このブログでも広告が表示されているので、何ともそれについてエラそうなことは言えませんけれど。正直、最近はこれは逆効果でしょ!と思うものも散見される様になりました。

例えば、某スポーツ新聞社がやっているスポーツ関連の記事サイトでは、記事を見ていると、かなり頻繁に「ボタンを押して広告を見てくれたら、この先も読めるよ」といった表示が出てきます。仕方がないので、これをポチっと押すと数秒間強制的に広告を見せられることになります。

当然ながら、不快ですし、こういう広告を出す企業には悪い印象しか持たなくなります。というか、こういう仕掛けがされる様になってから、そもそもこのサイトへの訪問回数が減っているのです。これ、私だけではないと思いますけどね。僅かな広告収入を得るために、失うものが多過ぎて、これでは本末顛倒ですよね。

それから、つい先日は、某動画配信(有料)でも、動画を見る前に1分を超える様な企業アピール動画を何回となく見せられることになって、本当にうんざりしてしまいました。超大手企業のアピール動画で、社員の方が自分の夢/抱負の様なものを語るのですが、こういうの「強制的に見せられる」とせっかくの感動もいい話もまったくの台無しです。そうかい、そうかいという感じ。

とにかく「強制的に」というのが、何とも受け入れがたいのです。ページの中に広告のリンクがあっても構いません、関心がなければ踏まないだけだし。それに、関心があって押してみたら、よいものに出会ったりなんてこともあるのです。当たり前のことですが、ヒトは誰だって自分で選びたいんですよ。

そろそろ、この「強制閲覧」スタイル、皆にNO!を突き付けられる様に思います。提供サイトも広告主も、自ら「逆差別化」を図っている様なものですからね。

思えば人生、ずっと無意味な「強制」に付き合ってきた様に思います。学校でも、会社でも。それに本来はこういうものから逃れたいハズの人たちが、自ら「同調圧力」を掛ける側に回って、周囲の人に「強制」をさせるなんて、恐怖の事態すら多々発生するのです。

そして、困るのは、「強制」させる人たちは自分が正しい、正義であると思っているところなのです。更に、強制を求める側に「覚え目出度き」みたいな人間の欲望が絡んでしまうと、もう誰も「強制」を止められません。こちらにできるのは「逃げる」ことだけになってしまいます。

老いて、社会から距離を置き、こういうものからやっと逃れられたと思ったら、今度はまさかのネット上で「強制」に出会うことになるとは思っても見ませんでした。やれやれです。

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たこ焼つくり、さすがに何度もやっている中に、随分と上達して、今ではすっかり「丸くて柔らかい」ものが作れる様になりました。一方で、ここ一月ほど、毎週末にたこ焼を30個程度も食べていたら、飽きました、さすがに。

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