何が引き金になっているか分かりませんが、突然、爆発的に怒り始めてしまう人がいます。特に70歳を過ぎた年配の人に多い様に思います。普通の人だと思っていたら、急に「えっ?」って感じで、やたらに大声で怒鳴りはじめる。これ、認知症の初期症状かも知れないそうです。いやですね、年を取るって。とにかく、その矛先が自分に向かわないことを祈るばかりです。

さて、MLBやプロ野球を見ていると「ダメなとき」の選手を見ることがあります。というか、バッターは打率3割であれば素晴らしい訳で、2割5分でも上出来ですから、10回打席に立って、7回は「ダメ」ということになります。けれど、本当に「ダメなとき」というのは、どんなにスゴイ選手にも訪れて、20打席、ひどいときは30打席ぐらいヒットが出ないこともあったりします。

こういう「ダメなとき」の選手を見ていると、いろいろなことを思います。「辛いだろうな」というのは当然として、一体、この状態を抜け出すのにどんなことをしているんだろうとよく想像してしまいます。ひたすらに練習するのか、よかったときのイメージを取り戻そうと過去の動画を見るのか、周囲の人たちに意見を求めるのか、それとも「ついていないだけだよ」と「よい時間」が戻ってくるのをじっと待つのか。

きっと、こういうことって、選手たちには何度も訪れていて、自分なりの方法でそれを乗り越えているのです。それが出来て、今の彼らに辿り着いていることでしょう。そんなことを思うと、「ダメなとき」というのは、人間にとって「試されているとき」なんでしょうね。

野球の選手たちの様なエリートたちと違って、何の才能もなく、何もできない私であっても、やはり「ダメなとき」というのはあったりします。仕事で凡ミスが続く、日常において始終何かを忘れたり、無くしたり、壊したりする。

今さらに「生き方」を練習する訳にもいきませんので、そんなときは、おいしいものを食べて、早く寝る、私にできるのはそれだけということになります。すると、いつしか通常運転に戻るのです。少しも、何にも「乗り越えて」いませんけどね。? 今は少し「ダメなとき」だったりします。

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駐車場の屋根の内側にハチの巣を見つけました。まだ、作り始めの様子で、直径8cmくらいです。ハチの種類は、スズメバチでもミツバチでもアシナガバチでもない「誰か」です。

雨にも当たらず、直射日光にもさらされない、よい場所を見つけたものです。しばらくの間、ハチたちが熱心に巣作りをする様子を、上を向いて下からぼーっと眺めていました。私さえ何か「悪さ」をしなければ、この場所は安全です。

この子たちの喉をうるおすためにも、近くにある植木鉢への毎朝の水やりは止められません。ハチ以外にもカマキリやバッタも、私の水やりを待っています。やりがいがあるなぁ。

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