久し振りに愛猫におもちゃを買いました。もう立派なシニア猫(9歳)なので、子猫の頃の様なおもちゃではまったく遊んでくれないのです。釣り系のおもちゃもダメ、ネズミ系の小さなぬいぐるみもダメ、もちろん猫じゃらし系もダメ。

何をやっても、「だって、それ、おじさんが動かしてるじゃないの」とばかりに、興味を持ってくれません。それで、モグラたたき系の電動おもちゃを買ったのです。昔もこういうの買ったことがあるですが、そのときもすぐに「これ、何かの機械だよね」と飽きてしまったのです。

今回も「瞬殺されそうだなぁ」と一抹の不安がよぎったものの、「元気なネコちゃんには遊びが必要です」なんてネットの記事に踊らされてしまったのです。それで、3,000円程度のものを通販でポチって、昨日、我家に到着したのです。

これ、フリスビーぐらいの大きさの円盤型の筐体に穴が8つ空いていて、ここから、ランダムに鳥の羽根が飛び出してくるというもので、猫ちゃんはどこから出てくるか分からない獲物にワクテカ!というおもちゃです。で、結果は「それなりに当たり」でした。

家の子の場合、しばらくの間、おもちゃの動きをじっと注視して、ほとんど動きませんでした。これ、この間に、どうやら、このおもちゃの基本的な動作を理解していたらしいのです。5分程が経過した後に、どかっとおもちゃの横に寝そべって、どこからか飛び出してくる羽根を追いかけるのではなく、目の前の穴から羽根が飛び出して来るのをじっと待って、そこから羽根が出るや否やバシっとパンチをくれるという遊びを始めたのです。愛猫、恐るべしです。ちょっと横着ですけど。

さて、次の暮らし方への移行準備を始めると「これまで」のこと、「これまでの当たり前」が、何の意味も持たなくなります。「あれ?どうして、こんなことを有難いと思っていたんだろう」とか、「仕方ない、我慢しなくちゃ」とか、そういうことです。特に「人関連」は、本当にどうでもよくなってしまいます。

勿論、そういうことがあってこその「社会」であり、「組織」であり、「集団」である訳ですから、そういうものを否定したり、下らないと切り捨てたりするツモリは毛頭ありません。それに、こういう「人の塊り」だけが、何か大きなものを動かすことができるのも事実なのです。私も現役の頃というのは、そういう糸の上を綱渡りして生きて来た様なものですし。

だけど、流石にそういうものも、もう十分です。これからは、目の前にある「ゴロっと仕事」を黙々と片付けては、家に寄り道もせずに帰っていく、そんな生き方ができないものかと思うのです。具体的に、何をして、どう家族の舟を漕いでいくか、余り欲張らずに、焦らずに考えていくことにします。

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天気予報が一転して、木曜日あたりから、東京でも雨が降るとか降らないとか。災害にならない程度のしっかりとした雨、期待してますぜ。

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投稿者
おーちゃんパパ

おーちゃんパパ

2021年3月に35年勤めた会社を早期退職しました。カミさんと世界で一番可愛いメインクーンと暮らしています。