まだ6月だというのに、西日本・九州では梅雨が明けてしまいました。東日本は7月上旬の見込みだそうです。雨が降らないことを世界で一番心配する私としては、本当に気が気ではありません。水位が下がったダム、干乾びた水田… そんな映像がTVニュースで流れると激しく動揺してしまいます。あと、どこかで水道管が破裂して、道路にキレイな水が大量に流出してしまうという映像にも心がバフバフしてしまいます。お願いだから、降るときは降ってよ。
退院するカミさんを土曜日(6/28)の9時30分に病院に迎えに行ってきました。土曜日の病院は人もまばらで、何だか閑散とした美術館の様でした。普段は、車を停める空スペースを見つけるにも四苦八苦する駐車場も、この日は停め放題でした。まぁ、一台分空いてれば十分ですけどね。
カミさんがいた病室は10階にあって、はるか遠くまでを見晴らすことができます。素晴らしい眺望ですが、これから、余り頻繁に入院なんてことになって、見慣れた景色なんてことになっては困ります。タオルやらパジャマやら、飲まなかったミネラルウォーターのペットボトルだとかを大きなカバンに詰め込んで、後は看護師さんが退院の手続きに病室にやってきてくれるのを待ちました。
20分程、カミさんとお喋りをしていたら、看護師さんが病室にやってきて、請求書とか、家で服用する薬やらを手渡してくれました。薬は8種類もあって、これが当面の分として2週間分出されていました。少なくとも、2週間は安静にして、様子をみる様にとのことと理解しました。
後は会計で、今回の緊急対応、入院に関わる費用を支払って、無事に退院となりました。病院を出ると、まだ10時を過ぎたばかりだというのに、早くも気絶しそうな暑さで、1週間、ずっと寒いくらいの空調が効いた病室にいたカミさんには、さぞこたえることでしょう。急いで家に戻ります。
家に着いて、愛猫に出迎えてもらい、家族がそろって、我家の日常がやっと動き始めました。一時はどうなるかと思いましたよ。とにかく、これからは、カミさんの健康ファーストを徹底しないといけません。本当に、うっかり風邪をひいてしまっても、命取りになりかねないのです。
それで、「これからどうしようか」と考えると、真剣に、まともに考えねばならないことが幾つもあることに気付かされました。カミさんの家事の負担を小さくするためにどうするか、これからの資金プランをどうするか、家の中で楽に動くためにどうするか、再び今回の様なことが起きたらどうするか… 「仕方ないよね」というおかしな答えを一切禁じて、「最善」を見つけねばなりません。
「ゆっくり考える」なんて悠長なことは言っていられないので、しばらくはこれらのことを突き詰めて考えることにします。
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退院してから、僅か2日目ですが、カミさんがいろいろと家事を教えてくれるのです。洗濯機や乾燥機の「正しい」使い方、愛猫の世話の仕方、家のどこに何がどこに収納されているか、口座振替をしている口座や残高補充のタイミング…などなど、改めて家のことは何もかもカミさんに「してもらっていた」ことに気付かされました。反省しきりです。