私の夏休みも早くも中盤に差し掛かり、あっという間に4日目が終わろうとしています。強くはありませんが、時折雨が降るようなはっきりしない天気なので外出はせずに、家の中で「やりたかったこと」をせっせと消化しています。
とは言っても、誰かに頼まれたことをしているわけではなく、ましてや守るべき締め切りもないことなので、まったくストレスもなく、ただただ静かに一日が過ぎていきます。幸せな夏休みを満喫しているのです。残り5日しかないけどね。休み過ぎか…
これから「10年間程度の社会の流れ/動き」、なんてものを夏休みでもあることだし、ぼーっと考えてみました。特に統計データとか、何とか総研みたいなところのレポートも参考にせず。つまり、何の裏付けも、根拠もなく「いい加減」な見通しという訳です
今ですら、予想以上のスピードで、AIが人間の仕事を変え始めています。これから先、「こんなことがしたい」と明確に「答え」をイメージさえできれば、具体的な作業はAIがちゃっちゃとやってくれる世界が訪れる様に思います。
だから、事務仕事に限っては、もはや人間に勝ち目などありません。数年の間はこの『移行期」にあたるので、事務関連の仕事に就いている人は、自ら墓穴を掘る作業をすることで、何とか仕事にありつけますが、AIに仕事が移管された時点で「用済み」となることでしょう」
今、朝から晩までExcelでデータを集計したり、業務ソフトにそれを登録している「私」など、正に風前の灯といったところです。実際、今の業務の効率化、自動化を進めることが、今の職場の喫緊の課題となっているのです。自分をクビにするために、一所懸命に働く、何だか不思議な気持ちになります。
一方で、現場系の仕事がAIやロボットに取って変わられることは、少なくとも、ここ10年程度では起きることはなさそうです。上流部分、仕事のプロセスを決めたり、目標となる(収益を生み出す)パフォーマンス指標を算出するのはAIが行って、人間はそのとおりに作業をするのが当たり前になりそうです。もう、なっているか。
多くの人間が、現場仕事をロボット(もしくはAIが生成したシステム)と、互いの得手不得手をもって分け合うことになるのでしょう。とは言っても、人間に残されるのは、「人間にやらせた方がコストが低いもの」だけになるのかも知れません。
もしくは、敢えて人間がやることで「プレミアム」な価値が与えらえるものは、これからも「生き延びる」様にも思います。これからは、コールセンターに電話をして、オペレーターにクレームを付けられるのは「お金持ちだけ」なんてことになるのです。富裕層以外は、どんなにいきり立ってみても、もはや相手が人間ではありません。これも、既にそうなりかかっていますけれど。
そんなことを考えると、これから先、オジイサンに与えらえる仕事というは、今以上に「しんどい」ものにならざるを得ないことでしょう。先ずは若い人から、ましな仕事は埋まっていきますからね。
そんな時代の大転換期にあって、オジイサンが家の近くで月10万円を稼ぐ仕事(除:しんどいもの)を見つけるというのは中々に難しいことなのです。嘆くこともなく、哀しむこともなく、ただ淡々と前を向くのみですね。
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明日は段ボールゴミの回収日です。我家のある地域は8:30までに、家の前や、集積場所んいゴミを出さないといけないのです。夏休みといえど、あまり寝坊はできません。