月に数日、私が夕食を作るときがあります。学生の頃、喫茶店でバイトをしたときに「喫茶店ごはん」の作り方を覚えただけで、それ以外はまったくの自己流です。それでも、最近はレシピサイトが充実しているので、見よう見まねで何とかなるのです。選択したメニュが正解だったかどうかは、ひとえにその後の私のガンバリに掛かっています。

これ、すべての選択において同じことが言えると思っています。「選択」したときにはそれが「正解」なのか、「納得」できるものなのかは、まだ決まっていないのです。だから、すべての選択は「正解」でもあり「間違い」でもあり得ます。

勿論、早々にも「こりゃ、駄目だ」という見切りを付けて、次の選択に乗り移るということもあるでしょう。けれど、どこかで「正しい選択」をしたいじゃないですか。そして、その上に「次」を積み上げたいじゃないですか。そうでなければ、まるでカニの横歩きです。

だから、そんなに簡単に「あれって失敗だったよね」なんて凹んではいけない訳です。特に「選択」しただけで、何もしていないなら猶更のこと。これ、偉そうに誰に言っているのか? そう、自分に対して言っているのです。

思えば、長年勤めた会社を退職して以来、本当に沢山の選択をしてきました。大きなものから、小さなものまで。日々、こんなに沢山の選択があるなんて、思ってもみませんでした。どれだけ呑気に今まで過ごしてきたことか。

仕事先を選ぶ、春に蒔く野菜の種を選ぶ、自分を説明してくれる資格を選ぶ、これからの暮らし方を選ぶ。

どの選択もせっかちに「失敗」「成功」なんて決めつけずに、しぶとくやり続ける。どうも最近はいろんなことが「カニの横歩き」しかけているので、そんな気合を入れてみました。

それで直近の私の傑作は「ドライカレー」。沢山の玉ねぎをきざんで、生姜やニンニクや人参をすりおろして、何種類ものスパイスを合わせて、結構に時間を掛けて作りました。まぁ、カレーの類で失敗するなんてことは滅多にないんでしょうけどね。

それでも、あつあつのご飯に乗せて食べたときには「おいしー」と思わず言ってしまいました。気を使ったカミさんにも「おいしい」とほめてもらいました。選択の正しさを自らの技量で証明した一瞬です。自分で選択したものに満足する、納得する。これがいいんですよ。

***
ブログランキングに参加しています。よろしければポチっとお願いします。やる気がでます。